インターハイへ向けた熱い戦い、陸上の県総体が5月24日から行われます。全国での活躍が期待される選手たちを紹介します。

7月のインターハイ予選のひとつ陸上県高校総体が、24日から仙台市宮城野区の「弘進ゴムアスリートパーク仙台」で行われます。全国での飛躍を目指す注目の選手を紹介します。

まずは聖和学園3年跳躍土屋拓人選手。
去年のインターハイでは走幅跳で予選首位通過したものの最終順位は8位。今年は全国の頂点を目指します。
聖和学園3年土屋拓人選手
「(今季)安定して高い記録を出せているのがすごくいいと思う。スピードも乗ってきて跳躍に必要な動作の技術も上がってきていると感じている。全国大会色々経験させてもらって、まだ1位という数字を獲っていないので、大きい大会で1番を獲れるように頑張っていきたい。」

常盤木学園3年100・200メートル千葉安珠選手。
去年U20女子100メートルで優勝。しかし2年生で挑んだインターハイでは全国4位と悔しさを味わいました。最終学年の今年、テーマを持って全国優勝を見据えています。
常盤木学園3年千葉安珠選手
「インターハイでの目標は個人種目100m200mでの優勝して、リレーでも上位入賞を目標にしています。今年のテーマは大会で毎回違うテーマを持とうと思っていて、毎回新たな発見ができる、次につながるレースができたらいいなと思っている。」

続いて柴田3年投てき阿部佑樹選手。
砲丸投げをメインにする阿部選手は去年のインターハイ後に急成長。10月に行われた18歳以下陸上競技大会で砲丸投げで全国優勝した阿部選手は今年インターハイでの飛躍を誓います。
柴田3年阿部佑樹選手
「今年は18メートル投げて県記録更新してインターハイ優勝したいです。周りとの勝負ということではなく自分との戦いを意識したい。」

さらに東北学院からは二人。まずは八種2年千葉遼選手とハードル2年佐藤柚希選手。
千葉選手は中学四種競技で全国チャンピオン。中学の4種から8種に増えたにも関わらず1年生の県高校総体で優勝。インターハイ出場は逃したものの、今年全国での飛躍を誓います。
東北学院2年千葉遼選手
「インターハイに行くのは絶対目標として頑張って、できるだけ上位で入賞を目指したい。」

佐藤選手は去年の国体少年女子B100メートルハードルで4位。最終学年では全国の舞台で上位を目指します。
東北学院2年佐藤柚希選手
「調子は上がってきているかなという感じ。まずはインターハイ出場することで、あとは13秒台を狙っていきたいと思います。」

このほか東北学院には去年東北新人で200メートル優勝・400メートルで2位に入った3年生金田彩希選手。さらに3年生嶺岸優羽選手も4月の大崎市記録会で800メートルで1分52秒台を叩き出すなど調子を上げています。

今大会長距離では仙台育英3年細川あおい選手を筆頭に仙台育英1年で去年の中総体1500メートル全国チャンピオン黒田六花選手、さらに東北1年男乕結衣選手の全国での活躍にも期待が高まります。

このほかにも有望選手が多く出場する県高校総体は5月24日から4日間の日程で行われます。

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