陸上男子100m日本記録保持者で広島出身の山縣亮太選手が16日、パリオリンピック出場を断念することを発表しました。

【山縣亮太選手】
「今後のパリ五輪、日本選手権への出場というのを見送ることに決めました」

16日午前11時に行われたオンライン会見。
先月末に行われた織田記念陸上競技大会の予選後に感じた右足の違和感が拭えず、パリオリンピックを断念することを発表しました。

山縣選手は、2012年のロンドンから3大会連続でオリンピックに出場し、2016年のリオデジャネイロ大会では男子400mリレーで銀メダル獲得に貢献。
また、2021年6月に行われた布勢スプリント男子100mで9秒95の日本記録を樹立。
日本記録保持者として4大会連続となるオリンピック出場を目指していました。

【山縣亮太選手】
「五輪のために頑張ってきた部分は自分の中でも特にこの3年間大きいものがあったので、喪失感も大きいし残念ではあります。今後の大会というのは足の状態を見て判断していきたいという風に思います」

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