体操のNHK杯は先月の全日本選手権の得点を持ち点に男女ともに2日間の演技で争われ、このうち女子は、個人総合の上位4人と、団体総合で得点に貢献できる1人の合わせて5人がパリオリンピックの代表に内定します。

大会は16日、群馬県高崎市で開幕し、女子の1日目の競技が行われました。

全日本選手権1位の宮田選手は左足の太ももを痛めてテーピングを巻いて出場しましたが、最初の得意の跳馬で高難度の「ユルチェンコ2回ひねり」を着地まできれいに決め、この種目トップの14.300をマークしました。

続く段違い平行棒は13.766、やや着地が乱れた平均台も13.266と安定した得点をマークし一度もトップを譲ることなく、最終種目のゆかを迎えました。

ゆかは最後の着地にミスが出て11.733と得点を伸ばせず、演技のあとには痛めている足を気にするしぐさも見せました。

それでも全日本選手権との合計を162.863として、トップを守りました。

2位も全日本選手権に続いて16歳の岸里奈選手が、3位は平均台とゆかで高得点をマークした岡村真選手、4位は15歳の中村遥香選手となりました。

最終順位が決まる女子の2日目の競技は18日行われます。

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