この夏場所、元横綱である祖父のしこ名を襲名した琴櫻は初日に敗れたものの、2日目からは新三役をねらう若手との対戦を連日、制しました。

4日目の14日は前頭2枚目の豪ノ山と対戦します。

過去の対戦成績は琴櫻の2戦全勝で、いずれも「上手投げ」で勝っています。

琴櫻としてはこれまでの対戦と同様、上体の柔らかさを生かして豪ノ山が得意とする突き押しをさばきながら組み止め、有利な体勢に持ち込みたいところです。

対する豪ノ山は立ち合いから強く当たって、辛抱強く突き放し、距離を取って攻め込めるかがポイントになります。

一方、負け越せば大関から陥落する角番の場所で、黒星が先行している霧島は三役復帰を目指す大栄翔との一番です。

過去12勝7敗と勝ち越している霧島は持ち前の動きのよさを生かして攻められるか、一方の大栄翔はしっかり足を運びながら突き押しで優位に立てるかがそれぞれ鍵となります。

このほか、
▽新小結の23歳、大の里は、関脇 若元春との三役どうしの一番が組まれたほか
▽新三役を目指し、ここまで大関2人を破っている前頭筆頭の21歳、熱海富士は関脇の阿炎と対戦します。

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