2021年のマスターズ・トーナメントで日本の男子選手として初めて海外メジャーを制した松山選手は、11年連続13回目の出場となることし、3年ぶり2回目の優勝を目指します。

カットラインぎりぎりながら10年連続で予選を突破し、6オーバーの50位から出た第3ラウンドはパーファイブの2番でグリーン手前のバンカーから1メートルに寄せてバーディー、続く3番で連続バーディー、9番でもバーディーを奪い、前半で3つスコアを伸ばしました。

後半はパーフォーの10番で第2打がグリーンを外れボギーをたたくなど流れに乗ることはできませんでしたが、第3ラウンドはバーディー4つ、ボギー3つでスコアを1つ伸ばし、通算5オーバーとして順位を28位に上げました。

トップとは12打差で14日の最終ラウンドに臨みます。

松山選手は「できるだけスコアを伸ばそうと思った。風が吹いていたが、前半はうまくプレーできた。最終日はもうちょっといいゴルフができるようにしたい」と話していました。

おととし、2022年の大会で優勝した世界ランキング1位のアメリカのスコッティ・シェフラー選手が通算7アンダーで単独首位に立ちました。

2位にはアメリカのコリン・モリカワ選手が1打差の通算6アンダーで続き、さらに1打差の3位にアメリカのマックス・ホマ選手がつけています。

この大会、優勝5回のタイガー・ウッズ選手は大きくスコアを落とし、通算11オーバーの52位に後退しました。

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