高安は東の前頭3枚目で臨んだこの夏場所、初日に関脇 若元春、2日目に新小結の大の里と、2日連続で三役力士を破り、好スタートを切っていました。

しかし、師匠の田子ノ浦親方によりますと、14日朝の稽古で腰を痛めたということで、都内の病院で診察を受けた結果、「急性腰痛症」でおよそ2週間の安静加療が必要だと診断されました。

このため、日本相撲協会に届け出て、高安は夏場所3日目から休場することになりました。

高安が休場するのは、腰のけがとインフルエンザのため1場所で2回休場した、ことしの初場所以来、17回目となります。

14日対戦する予定だった関脇 阿炎は不戦勝となります。

田子ノ浦親方は、「腰に痛みがあって力が入らない」と状況を説明した上で、再出場については「本人は出る意思はあるので、状況をみて判断する」と話していました。

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