サッカーJ2・第15節、モンテディオ山形は12日、ホームで16位の水戸と対戦し0対1で敗れた。4試合勝利がなく、順位を16位に落としている。

下位に低迷し、5月に監督が交代した水戸にはホームでしっかりと勝っておきたい山形。
前半32分には高江・坂本とつないで國分が振り向きざまシュートするも枠をとらえられず。
さらにその2分後、坂本が中に切り込んでミドルシュートを放つが、得点には至らず。

すると、42分、水戸のコーナーキック。流れて、入れられたクロスをクリアし切れなかった。
このゴールを含め、今シーズンの19失点のうち7点がセットプレーの流れからで、改めて課題が浮き彫りとなった。

追いかける山形は後半3分、吉田のクロスに高橋。その3分後、イサカのクロスをフリーの坂本が頭で合わせるが、枠をとらえられない。
16分、山形は5月8日に加入が発表されたばかり、来シーズンの加入が内定している関東学院大学4年の堀金峻明を投入。ボールを触る機会は少なかったが、31分、堀金は前線でキープしコーナーキックを獲得、今後の活躍に期待したい。

試合は0対1のまま終了。
山形はここ4試合勝利がなく、順位は20チーム中16位に下がっている。

(渡邉晋監督)
「足りないものがたくさんあると言わざるを得ない。とにかく立ち上がる姿を必ず見せたい。しっかりファイティングポーズをとって次のゲームに臨みたい」

次節もホームで戦う山形。5月18日、隣県・秋田とのダービー「奥羽本戦」に勝って浮上のきっかけをつかめるのか注目だ。
午後2時キックオフ、秋田との「奥羽本戦」の模様はさくらんぼテレビで生中継する。

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