27歳の志田選手と25歳の松山選手のペアは「シダマツ」の愛称で親しまれ、パリオリンピック出場をかけたポイントレースでは日本勢のペアで最上位に付けて、初めてのオリンピック出場を確実にしました。
2人は13日、所属チームの拠点がある熊本県益城町の体育館で報道陣に練習を公開しました。
「シダマツ」ペアの持ち味はスピード感ある攻撃で、1対1の練習では、それぞれ素早く前に出てショットを決めるなど、順調な調整ぶりをうかがわせました。
ペアとしての練習では、コーチとの激しい打ち合いの中で、正確に返し続けるなど、オリンピック本番を見据えたディフェンスの強化に取り組んでいました。
志田選手は、オリンピックの出場権をかけたポイントレースを振り返り、「今までにない1年で、本当に成長させてもらった。大会ごとに環境が違う中でも一つ一つの試合に対応して勝つことができるようになった」と手応えを語りました。
松山選手は「金メダルを目標にして2人で頑張ってきた。パリオリンピックでも自分たちらしく戦い抜きたい」とオリンピックに向けた抱負を話しました。
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