今年1月、小学生のレスリング全国大会で日本一に輝いた都城市の奥野豪心選手。この春、中学校に入学し新たなステージで頂点を目指します。

宮崎県都城市のレスリングクラブ『WellnessKids都城』。
幼児から中学生まで男女49人が所属。このクラブで技を磨いているのが、沖水中学校1年の奥野豪心選手(12)です。

今年1月に行われたレスリングの全国少年少女選抜選手権・男子39キロ級で優勝、県勢初の快挙を成し遂げました。

(奥野豪心選手)
「決勝戦は最初は負けていたけど、最後の30秒でポイントを取り返して勝ちました。最初は分かってなかったけど、分かった時は実感を持ててすごくうれしかったです。」

父・圭吾さんの影響で小学1年からレスリングを始めた奥野選手。
指導する中石義洋監督は前に出て、闘志むき出しのファイティングスタイルが奥野選手の持ち味だと話します。

(中石義洋監督)
「レスリングスタイルはスピードがあるので、速いタックルで相手から点数を取って得意のアンクルホールドという技につなげられたのが大会で勝てた要因です。将来は、できればオリンピックという大きな夢をもって頑張ってほしいです。」

奥野選手がどれだけ強いのか、体重が倍以上ある私が挑戦しました!
本気で挑みましたが結果は…3戦3敗。本当に強かったです。

中学生になり、さらなる高みをめざす奥野選手、次に狙うは中学日本一です。

(奥野豪心選手)
「年齢も関係なく戦えるように頑張っていきたいです。目標は全国大会で優勝することです。」

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