野球の普及や発展を目的に様々な国で毎年開かれている「世界少年野球大会」が、2025年夏に秋田県大仙市で開催されることになり、王貞治さんが24日、秋田県庁を訪れ、知事に報告しました。

県庁に姿を見せたのは、現役通算868本のホームラン世界記録を持つ王貞治さんです。王さんは野球の魅力を世界の子どもに伝え、普及・発展につなげようと1990年から毎年様々な国で「世界少年野球大会」を開いてきました。2025年は31回を数え、7月30日から8月7日まで大仙市で開催されます。

世界少年野球推進財団・王貞治理事長:
「ぜひご協力をいただきたいと存じまして、はせ参じました。よろしくお願いいたします」

これに対し、佐竹知事は「秋田は500歳野球をはじめ、年齢を問わず野球が盛んな県。協力します」と話しました。

王貞治理事長は、「野球を通して大仙市の子どもたちが、いろいろな形で外国から来た子どもたちと交流をしてもらいたい。秋田はすごく野球が盛んだという話を聞いている。お年寄りの野球も多いということで、その中で世界の子どもたちが参加して野球をやることは話題になると思う。そうしたらもっともっと野球が身近になる」と大会の意義を語りました。

大会には、日本を含む10前後の国や地域に加え、秋田県内からも6チームが参加し、試合や野球教室、文化交流が予定されています。

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