男子SPで演技する壷井達也=東和薬品ラクタブドームで2024年12月20日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、壷井達也選手(シスメックス)は73・94点で14位だった。

 壷井選手は冒頭の4回転サルコウが回転不足となり、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も回転が抜けてしまった。「最初の(4回転)サルコウは焦って跳びに行ってしまい、アクセルもうまく踏み込めないまま跳んでしまった」と悔やんだ。

 ただ、後半は演技を立て直し、スピンやステップは全てレベル4を獲得した。「練習してきたものは裏切らなかったと思う。このままでは終われないので、しっかり巻き返していきたい」と、フリーに向けて気持ちを切り替えた。【深野麟之介】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。