IOCの会長選挙はバッハ会長の任期満了に伴い来年3月にギリシャで開かれる総会で行われ、日本人として初めて立候補した国際体操連盟会長の渡辺氏を含む7人が立候補しています。
19日には各候補者の公約がIOCのホームページを通じて公表されました。
このうち渡辺氏は公約の中で「オリンピックが大規模になり開催することはほとんどの都市で経済的にも環境的にも困難になっている」と指摘しています。
そのうえで、世界の五大陸の5つの都市で同じ時期に夏のオリンピックを共催し、各地で10競技ずつ実施する案を示しています。
それによって世界中で興奮が共有できること、開催都市のコストが大幅に削減されること、小さな都市でもオリンピック開催を検討できることなどをメリットとして挙げています。
さらに、冬のオリンピックについても複数の国や地域の都市での開催を視野に入れて議論するとしています。
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