広島県出身で26歳の金谷選手は今シーズン、国内ツアーで初めての賞金王に輝き、今月行われたアメリカツアーの出場権をかけた最終予選会では、持ち味の正確なパットとショットを生かして3位に入り、来シーズンの出場権を獲得しました。

金谷選手は19日都内で、NHKのインタビューに応じ、「子どものころからの夢だったアメリカツアーの出場権が獲得できて、本当にうれしかった。ここからが勝負だと思うので気持ちが引き締まっている」と喜びを表しました。

そして今シーズンを振り返り、「特にシーズン終盤では、大事な勝負どころで得意なパッティングで自分のプレーができた。ルーキーの時から賞金王を取るチャンスはあったがなかなか手が届かず、年がたつたびにその重さを感じていた。賞金王を取ることができて、本当に自信になった」と念願をかなえたことへの思いを語りました。

また、アメリカツアーを目指すきっかけとなったという、母校の東北福祉大の先輩、松山英樹選手には、出場権獲得後に報告したということで、「『すごく頑張ったな』などとメッセージをもらった。アメリカツアーでの活躍を学生の時からずっと見ていて、松山選手のような選手になりたいと強く思っていた。今は大きな差があると思うが、これからは同じ舞台で戦うので、日々成長を続けていって松山選手と優勝を争えるような選手になりたい」と目標を見据えました。

そのうえで来シーズンへ向けて、「優勝争いしているときもそうではないときも、1打1打に集中することは誰よりも大事にしてきたし、そこは自分のプライドだ。1打1打を誠実に、強い気持ちを持ってアメリカツアーでも頑張りたい」と意気込みを話していました。

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