サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)のニルス・ニールセン新監督(51)が18日、東京都内で就任会見に臨んだ。女子代表初の外国人監督は「日本はタレントがそろっている。世界のトップに返り咲くことを目指す」と意気込んだ。

 ニールセン氏はデンマーク出身。同国の女子代表監督やスイスの女子代表監督を歴任した。直近ではイングランド女子スーパーリーグのマンチェスター・シティーでテクニカルダイレクターを務め、長谷川唯の契約更改を担当したこともある。

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 なでしこジャパンに刺激を受け、自らが率いるチームで戦い方の参考にしたこともあったという。日本サッカー協会から就任の決定を知らされた時は「まさにこれがやりたかったこと」と思った。

 2011年にワールドカップ(W杯)を制した、なでしこジャパン。ただ、昨年のW杯、今年のパリ・オリンピック(五輪)はいずれも8強で終えた。「試合の主導権を握るところは改善できる。相手が支配する前にこちらから支配したい」と語った。

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