これは、18日に日本相撲協会が発表しました。

阿武松部屋の阿武咲は、青森県中泊町出身の28歳。

高校1年生のときに国体の少年個人の部で優勝したあと、高校を中退して16歳で阿武松部屋に入門しました。

平成25年の初場所で初土俵を踏み、立ち合いから前に出る思い切りのよい突き押し相撲を持ち味に、平成29年の夏場所で新入幕を果たしました。

新入幕の場所から3場所連続でふた桁勝利を挙げ、この年の九州場所で新三役となる小結に昇進しました。

ホープと呼ばれ、大関候補としての期待も高まりましたが、平成30年の初場所で右ひざに大けがを負ってから、たび重なるけがに悩まされました。

ことしの秋場所で、およそ6年ぶりに十両に番付を下げ、西の十両10枚目だった11月の九州場所でも、ひざを痛めて13日目から休場し、幕下への陥落が確実になっていました。

阿武咲は、日本相撲協会に届け出て、18日付で引退が決まりました。

19日に記者会見を開いて、引退を決断した理由などを説明する予定です。

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