松井さんは高いテクニックが持ち味のミッドフィルダーとして国内外のチームで活躍し、日本代表では2010年のワールドカップ南アフリカ大会に出場して決勝トーナメント進出に貢献しました。

2021年からはフットサルのリーグにも参戦。「二刀流」に挑んでことし2月に引退を表明しました。

引退試合には「憧れの存在」と語る57歳の“カズ”や本田圭佑選手など現役選手を含む豪華なメンバーが集まり、2つのチームに分かれて対戦しました。

前半、松井選手はカズのシュートをキーパーがはじいたところを押し込み、先制点をあげました。

さらに後半もワールドカップでともにプレーした駒野友一選手のクロスボールを胸でトラップしてゴールを決め、1万人を超える観衆をわかせました。

松井さんはセレモニーで「自分は本当に幸せだなと感じます。サポーターの皆さんには自分がつらいときも支えていただき、感謝しています。これから指導者の道を歩むともにフットサルの楽しさも伝えていきたい」と感謝を伝えました。

カズ「彼は僕にとって永遠の18歳」

松井さんが高校卒業後、プロ生活をスタートさせた当時の京都パープルサンガでチームメートだった三浦知良選手は「大輔のゴールに絡むことができて良かった。彼は僕にとっては永遠の18歳。京都で一緒にプレーした時と全く変わらない距離感で接しているし、彼が変わらないことがうれしい」と笑顔で話しました。

そのうえで「きょうの試合で僕自身もまた頑張ろうという気持ちになった。僕の舞台はJFLだが、良い準備をして3月の開幕をしっかり迎えられるようにしたい」と意気込んでいました。

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