大学日本一を決めることしの「甲子園ボウル」は、それぞれ関西と関東の学生リーグで優勝した立命館大と法政大の対戦となりました。
立命館大は試合開始直後、攻撃の最初のプレーでキャプテンでランニングバックの山嵜大央選手が60ヤードを駆け抜け、先制のタッチダウンを奪いました。
第2クオーターには2年生のランニングバック、蓑部雄望選手が密集するディフェンスの上を軽快な身のこなしでかわしてタッチダウンを決めるなど、得意のランプレーで主導権を握り、31対21とリードして試合を折り返しました。
第4クオーターには法政大に一時、3点差まで迫られましたが、終盤にワイドレシーバーの仙石大選手が、28ヤードのランプレーでタッチダウンを奪って突き放し、立命館大が45対35で勝って9年ぶり9回目の優勝を果たしました。
法政大はクオーターバックの谷口雄仁選手の正確なパスを中心に攻めましたが、立命館大の攻撃を止められず、関東勢として7年ぶりとなる優勝は果たせませんでした。
立命館大 山嵜「全員でつかんだ優勝だと思う」
立命館大のキャプテン、山嵜大央選手は「とにかく、うれしいということばしか出てこない。スタッフも含め、全員でつかんだ優勝だと思う」と笑顔で話しました。
みずからのプレーについては「オフェンスラインが全員で頑張ってくれたので、自分は空けてもらった道を走るだけだった。先制のタッチダウンは、相手のタックルミスもありたまたまな部分もあるが、フットボールの神様が味方してくれたのだと思っている」と振り返っていました。
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