大相撲の冬巡業で相撲を取る若隆景(左)と豊昇龍=大阪府吹田市

 幕内若隆景は14日、大阪府吹田市の冬巡業に参加し、朝稽古で大関豊昇龍の指名を受けるなど精力的に汗を流した。右膝の大けがを乗り越え、来年1月の初場所では10場所ぶりの三役復帰が濃厚。「今年の初場所は幕下だった。幕内上位に戻れて、リハビリを頑張ってきて良かった」と感慨を口にした。  かつて大関候補1番手と呼ばれた元関脇の実力者は、今月6日で30歳になった。再入幕から3場所連続で2桁勝利と存在感は増すばかりで「またしっかりと気持ちをつくってやっていきたい。まだまだ成長できる」と意気盛んに語った。

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