いま旬な人や話題の人に直接会って話を伺う中塚美緒のLiveトーク。2024年最後のゲストはこの年の顔ともいえるこの人。パリ五輪の金メダリスト、岡山市出身の体操・岡慎之助選手(21)です。
実は岡選手、自分へのご褒美として最近ある大きな買い物をしたといいます。プライベートから今後の目標までたっぷり伺いました。
(中塚美緒アナウンサー)
「岡選手お忙しいなか、ありがとうございます。メダルの輝きがすごい。改めて、皆さんに見せて頂いていいですか」
(岡慎之助選手)
「これが、団体か個人か鉄棒の金メダル」
(中塚美緒アナウンサー)
「3冠取りましたもんね。改めておめでとうございます」
パリオリンピックの体操で団体総合と個人総合、種目別の鉄棒で金メダルを獲得。種目別の平行棒でも銅メダルに輝いた岡慎之助選手。日本勢では52年ぶりの3冠という快挙を達成しました。
Q:異国の地での長い戦いが終わって日本に戻って来た時の率直な思いは
「金メダルを3つ取った時に、いろんな人の顔が浮かんだ。これまでサポートしてくれた人に、結果で恩返しできた」
11月に行われた全日本体操種目別選手権では体をひねりながら宙返りなどをする難易度の高い技「カッシーナ」を成功させるなど、オリンピック後も進化を続けています。
Q:パリ五輪でつちかった自信も影響している?
「オリンピックはいろんな選手がいて、その人にしかできないさばきや技も見てきた。自分もできそうという感覚が終わってから持てるようになった。平行棒も今、新しい技に取り組んでいるが、いい感じになってきている」
そんな岡選手の人生の転機とは。
(中塚美緒アナウンサー)
「こちらの「導きの箱」の中に岡選手の転機の写真を入れていただきました。これはいつの写真?」
(岡慎之助選手)
「高1かな。世界ジュニア選手権の1回目の試合の予選会。6種目やって初めて自己ベストが出た。その時の1枚」
Q:自己ベストが出た時が、体操選手としての人生の転機?
「自分は(千葉の)市立船橋高校など行きたい高校があったが、時期的に難しくて悩んでいる時期に、徳洲会という体操クラブが招き入れてくれた。本当にありがたいというか、感謝しかない」
高校1年生の時、現在も所属する徳洲会体操クラブに入り、その年に出場した世界ジュニア選手権で個人総合と団体で優勝。世界への道が大きく開きました。
Q:幼少期振り返ってどんなお子さんでした?
「小学2年の終わりごろにおかやまジュニア体操スクールに入って、そこから体操漬け。家族や友達と過ごす時間もあまりなくて、ずっと体操に専念していた」
Q:芯の強さ、オリンピックでも長い間戦った精神力の強さは、どこで培われた?
「結局、練習。どれだけやって、最終的に何も考えずにできるか。オリンピックだから特別なことをするのではなく、いつも通りの自分を演じる」
■人柄に迫る
(中塚美緒アナウンサー)
「ここからは岡慎之助選手の人柄について。5枚のカードで1枚好きなのをお選びください。「自分のチャームポイント」。どこでしょうか」
(岡慎之助選手)
「髪の毛。くるくる」
Q:これは自然?
「どっちも。自然と、パーマ。だから半年経っても落ちない、どっちか分からない。自分の癖毛か、当てたのかどっちや、みたいな」
Q:デニム好きでパーマもかけたり美意識が高い
「ファッションは好き」
ここでスタッフの元に岡選手がこの日、自分への“ご褒美”を買ったという情報が。
(スタッフ)Q:きょう車を買った?
「買っちゃいました」
Q:何の車種?
「ベンツの…(スタッフのスマートウォッチが鳴る)びっくりして鳴った(笑)」
(中塚美緒アナウンサー)Q:(ベンツは)もともと気になっていた?
「GLCのSUV。クーペじゃない方が、形が好き」
Q:車でどこに行きたい?
「出かけるのが好きで。箱根とか。温泉とかめっちゃ好き」
・・・リフレッシュにたくさん行けるといいですね。
初めて出場したオリンピックで世界の頂点に立った岡選手。今後目指すところは。
Q:4年後、ロサンゼルスオリンピックの目標は
「4冠。個人総合、団体、平行棒、鉄棒で金メダルを取りたい」
Q:おかやまジュニア体操スクールでも岡選手を目指して入会する人が増えた。ぜひ岡山弁でメッセージを
「急にハードル高い。ハードル高いんじゃね?難しいんじゃね?なんだろう」
「子供たちの皆さん、めっちゃ練習すれば上手になるけん、頑張ろう…違うな(笑)」
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