日本野球連盟九州地区連盟は今年の社会人野球九州ベストナインを選出した。10人のうち7人が初受賞でフレッシュな顔ぶれとなった。
ベストナインと新人賞は、都市対抗野球と日本選手権の本大会や九州地区予選などの成績を基に選考した。日本選手権で初めて8強入りした西部ガス(福岡)からは、日本選手権の優秀選手に選ばれた園田恵大外野手(23)ら最多タイの3人を選出。日本選手権に出場したJR九州(福岡)は、鷲崎淳投手(26)ら同じく3人が選ばれた。
大学卒2年、高校卒3年以内を目安とする新人賞は、日本選手権九州地区予選の代表決定戦進出に貢献したエナジック(沖縄)の宮城凌我投手(23)とKMGホールディングス(福岡)の林竜平外野手(24)の2人が選ばれた。
熊本ゴールデンラークスで助監督などを務め、今季限りで廃部となった大福ロジスティクス(熊本)で監督だった藤本浩二さん(62)に、九州地区連盟の発展に長年にわたり貢献したとして、特別賞を贈ることも決まった。【藤田健志】
社会人野球九州ベストナイン
部門 選手名 年齢 チーム 回数
投手 鷲崎淳 26 JR九州 初
捕手 金沢達弘 29 西部ガス 初
一塁手 古寺宏輝 26 Honda熊本 (4)
二塁手 三野原愛望 25 KMGホールディングス 初
三塁手 高橋拓也 29 JR九州 初
遊撃手 小浜佑斗 23 沖縄電力 初
外野手 山田遼平 28 JR九州 (2)
樋口昇樹 23 西部ガス (2)
園田恵大 23 西部ガス 初
指名打者 宮川海斗 26 Honda熊本 初
新人賞 宮城凌我 23 エナジック
林竜平 24 KMGホールディングス
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