5月3日に行われた日本選手権女子1万メートルに新潟県妙高市出身の小海遥選手が出場。地元からも声援が送られる中、粘りの走りを見せ2位に入りました。

5月3日に行われた陸上日本選手権の女子1万メートル。

参加標準記録を突破し、優勝すればオリンピック出場が内定するレースに妙高市出身の小海遥選手が臨みました。

小海選手の地元ではパブリックビューイングが開かれ、中学時代の恩師や同級生が駆けつけました。

【中学時代の同級生】
「小海さんの納得のいくレースになるように頑張って欲しい」

【中学時代の恩師】
「(期待することは)もちろん優勝とパリへの切符を手にすることです」

レースは序盤から資生堂の五島と小海の一騎打ちに。

去年のアジア選手権で金メダルを獲得するなど急成長を見せている小海ですが、5000m過ぎから徐々に五島との差が広がっていきます。

レース後半、パブリックビューイングの応援にも力が入る中、粘りの走りを見せた小海。

惜しくも優勝を逃しましたが、31分10秒53のタイムで2位に入りました。

【中学時代の同級生】
「大きい舞台で中学の同級生が活躍する姿を見て感動した」

【中学時代の恩師】
「先頭に立ってレースを引っ張る目指すところをとれるように頑張って欲しい」

小海選手はこの大会でのパリへの切符は手にすることは出来ませんでしたが、世界ランキングでのオリンピック出場の可能性が残っています。6月末時点で27位以内に出場権が与えられ、小海選手は現在26位。初のオリンピック出場を手にできるか、期待です。

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