26歳のソト選手は今シーズンヤンキースに移籍し、打率2割8分8厘、ホームラン41本、109打点をマークしてチームのワールドシリーズ進出に貢献しました。

ワールドシリーズではドジャースに敗れましたが、アメリカンリーグのMVP=最優秀選手の投票では3位に入りました。

シーズン終了後はヤンキースからFA=フリーエージェントとなっていましたが、スポーツ専門チャンネル「ESPN」など複数のアメリカメディアは8日、ソト選手がメッツとの契約に合意したと伝えました。

契約は15年総額7億6500万ドル、日本円でおよそ1147億円に上るということで、大谷選手の10年総額7億ドルを超えて、プロスポーツ史上最高額の契約になるとしています。

メッツは千賀滉大投手が所属し、今シーズンはリーグ優勝決定シリーズに進出したものの、ドジャースに敗れていて、ニューヨーク出身の投資家でオーナーのスティーブン・コーエン氏の豊富な資金力を生かしてチームの将来を担うスター選手の獲得競争を制した形です。

ウインターミーティングの開幕を前に、このオフ最大の関心を集めていたソト選手の大型契約がまとまったことで、今後、移籍市場がさらに活気づくことが予想されます。

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