高校野球の指導者研修会(東京都高校野球連盟主催)が7日、東京都新宿区の海城高校で開かれ、都内の指導者約300人が参加した。今夏の甲子園で準優勝した関東第一(東東京)の米沢貴光監督と、16強の早稲田実(西東京)の和泉実監督が対談形式で講演した。

 今夏の戦いを振り返り、米沢監督は「今までにないくらい苦しいトーナメントだった。その中で勝ち上がったからこそ、子どもたちはたくましくなってくれた」と語った。和泉監督は「甲子園では、生徒たちがいつもは見せない顔を見せてくれる。今年ほど、一球一球、生徒たちの成長を感じる大会はなかった」と目を細めた。

 若手の指導者に向けて、米沢監督は「東京の野球は、もっと自信を持っていい」。和泉監督は「いろんな先輩たちの話をきいて、自分のものにしてほしい」と話した。

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