選手に指示を出すパナソニックのティリ・ロラン監督(中央)=Asueアリーナ大阪で2024年5月6日、滝川大貴撮影

 黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は最終日の6日、Asueアリーナ大阪で男子決勝があり、パナソニックはサントリーに2―3で敗れ、6年ぶり14回目の優勝はならなかった。パナソニックはVリーグプレーオフ決勝で敗れている相手に再びかなわず、ティリ・ロラン監督は「フィジカル、メンタル、経験の差を感じた」と振り返った。主なコメントは次の通り。

素晴らしい決勝

 パナソニック・ティリ・ロラン監督 フィジカル、メンタル、経験の差を感じた。私たちは最後にミスが多く出たが、ムセルスキー・ドミトリー選手はほとんどミスをしなかった。フラストレーションはあるが、強いチームに競り負けたことは誇りに思う。素晴らしい決勝だった。今季のチームはプレーや練習での姿勢、周りの環境が本当に良かった。素晴らしいチームに決勝で(Vリーグと合わせて)2回負けたが、(来季も)より良いシーズンにしたい。

 (西山大翔選手と垂水優芽選手が活躍)西山は準決勝、決勝でハイレベルなプレーをした。垂水は課題だったパスの質が向上した。2人とも大活躍で、大会を通していろいろなことを学べたと思う。

 (リベロの永野健選手が引退)パスもディフェンスも素晴らしい選手。若手を支えながらプレーしている姿を見られて良かった。ここまで来られたのは彼のおかげだ。

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