11回、桑原拓(右)を攻めるユーリ阿久井政悟=東京ドーム

 ボクシングの世界戦4試合が6日、東京ドームで行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は同級3位の桑原拓(大橋)に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。  WBAバンタム級王者の井上拓真(大橋)は2度目の防衛戦で同級1位の石田匠(井岡)と顔を合わせる。格闘技K―1で活躍した世界ボクシング機構(WBO)バンタム級5位の武居由樹(大橋)は王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に挑む。  スーパーバンタム級4団体タイトルマッチでは統一王者の井上尚弥(大橋)が元世界王者のルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受ける。  戦績はユーリ阿久井が20勝(11KO)2敗1分け、桑原が13勝(8KO)2敗。  東京ドームでのボクシング世界戦の興行は34年ぶり。


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