北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手(39)が12月5日、契約を更改しました。推定年俸は5000万円から1500万円アップし、6500万円となりました。

 今季は5月までファームでの調整が続いた宮西投手。「もう辞めよう。今年までと腹をくくった」と更改後の会見で振り返りました。

 そんな思いを抱いていたときに届いたのが新庄監督から届いたDM。「がんばらんでいい、楽しめ」という言葉で心機一転となりました。

 「プレッシャーや責任を背負いながら、『この球で打たれるなら、こうしておこう』という野球だったが、“楽しい”という新しい野球人生ができたかな」

 6月に一軍へ上がると、ファイターズファンが知る“鉄腕”の姿がありました。安定感のある投球で30試合に登板。クライマックスシリーズファーストステージ第3戦では抑えとしてマウンドに上がり、ファイナルステージ進出を決めました。

 今季を終えて宮西投手はプロ野球歴代単独4位となる869登板となりました。

 「そこは気にしない。1年1年、1試合1試合をやればいいんじゃないかな。“楽しんでやる”というの無の境地」

 来季40歳を迎える鉄腕は笑顔で会見を締めくくりました。

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