社会人野球でNTT東日本の平野宏監督(46)が今季限りで退任する意向を明らかにした。平野監督は社業に就き、後任には北道貢ヘッドコーチ(43)が昇格する。東京都内で4日に行われた日本野球関東地区連盟表彰式・納会で明らかにした。
北道氏は「歴代の監督、OBが築いてきたNTT東日本野球部の伝統を継承し、少しずつ新しいエキスを与えながら社会人野球界を引っ張っていけるようなチームを作っていきたい」と意気込みを語った。
監督就任1年目の2022年にチームを都市対抗大会で4強、日本選手権で準優勝に導いた平野氏は「中身の濃い3年間を経験させてもらった。なかなか全国では勝てなかったが、来季は必ず勝ちます」とあいさつした。
北道氏は駒大岩見沢高、駒大を経て04年にNTT東日本に入社。外野手として活躍し、社会人日本代表にも選出された。主将も務め、20年に現役引退。今季からヘッドコーチとして復帰していた。【円谷美晶】
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