バレーボール男子の日本代表は、4大会ぶりに自力でのオリンピック出場を果たしたパリオリンピックの準々決勝で敗れ、48年ぶりの準決勝進出を逃してフィリップ・ブラン前監督が退任し、ティリ氏が新しい監督に就任することになりました。

2日、ティリ氏はオンラインで会見を行い「日本はすでに高い技術を持つチームだが、私のこれまでの経験を掛け合わせることでさらに飛躍できると思っている。ロサンゼルスオリンピックでは表彰台を目指したい」と意気込みを話しました。

そして、パリオリンピックの準々決勝で先にマッチポイントを握りながらイタリアに逆転負けしたことについて「次のオリンピックまですべての国際大会で表彰台にあがるという気持ちを持って臨み、厳しいプレッシャーの中で勝利を重ねることで、ロサンゼルス大会の表彰台が見えてくるはずだ」と話しました。

ティリ氏はフランス出身の61歳。

2021年まで10年間、フランスの男子代表監督を務め、東京オリンピックでは母国を初優勝に導きました。

現在はSVリーグの大阪ブルテオンで監督を務め、日本選手の指導経験も豊富です。

日本バレーボール協会によりますと、ティリ氏は大坂ブルテオンの今シーズンの活動終了後、代表監督に正式に就任する予定だということです。

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