河村選手は27日、本拠地のメンフィスで行われたピストンズとの試合にチームが20点リードした第4クオーターの残り3分余りから出場しました。
相手にボールを奪われるミスやファウルもありましたが、残り30秒余りで迎えたチーム最後の攻撃では難しい体勢からシュートを決め、今月10日以来、NBAでは出場3試合ぶりとなる得点をマークしました。
地元の大歓声を受けて試合終了までプレーした河村選手は3分14秒の出場で2得点、アシストはありませんでした。
グリズリーズは131対111で勝ち、今シーズン初の4連勝で通算成績を12勝7敗としました。
河村「期待に応えられるようなプレーができたらいいと思う」
この試合、グリズリーズが大きくリードした試合終盤には本拠地での試合で恒例となっている「We want Yuki」と河村選手の出場を求める歓声が上がりました。
そして、河村選手がコートに入りジャンプシュートを決めると、多くのファンが立ち上がって大きな声援を送っていました。
試合のあと河村選手は「最後の1分ぐらいはチームメートも『攻めろよ』と声もかけてくれた。もちろん僕の仕事というのはパスやアシストをするところではあるが、最低限しっかりとスコアできることを証明しなければいけないので、きょう1本決められたことはよかった」とホッとしたような表情で話しました。
そのうえで、本拠地のファンから大声援を受けるなど人気を集めていることについては「本当にありがたいことで、こういう声援の中でプレーできることは当たり前のことではない。いいプレーをしないといけないという緊張感もあるがファンの皆さんの期待に応えられるようなプレーができたらいいと思う」と話していました。
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