今シーズン、6年目で初めて開幕投手を務めた戸郷投手は、ノーヒットノーランを達成するなど先発ローテーションの柱として3年連続で12勝をマークし、最多奪三振のタイトルも獲得してチームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。

26日は都内の球団事務所で契約交渉を行い、推定で今シーズンから1億2000万円アップとなる3億円で来シーズンの契約を更改しました。

戸郷投手は「球団からは開幕投手を務めたことや、中4日や5日での登板、連続して成績を出したことについてすごく評価していただいた。満足している」と自身の評価を喜んでいました。

そのうえで「今シーズンは混戦の中で優勝できてうれしかったがクライマックスシリーズで悔しい負けた方をしたので、来シーズンは全員で日本一だけを目指してやっていきたい。その中で個人の成績として最多勝、沢村賞を取りにいけるように一球一球 腕を振っていきたい」と力強く話しました。

坂本勇人は1億円ダウン

一方、プロ18年目、35歳の坂本勇人選手は、推定で今シーズンから1億円ダウンの5億円で来シーズンの契約を結びました。

坂本選手は本格的にコンバートしたサードで「ゴールデン・グラブ賞」を受賞した一方、バッティングでは不振による2軍落ちも経験するなど打率2割3分8厘にとどまり、レギュラーの座をつかんだ2年目以降でワーストの成績となりました。

坂本選手は「年俸のダウンは当たり前のことだと思う。個人的にすごく苦しい時期もあった。こんなにうまくいかないこともあまりなかったので考えさせられたシーズンだった。これから1年1年が勝負だと思ってやりたい」と巻き返しを誓っていました。

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