36歳の田中投手は、日米通算200勝まであと3勝に迫る中、24日に動画投稿サイトの自身のチャンネルで退団する意向を発表しました。
田中投手は26日、仙台市で退団を表明したあと初めて報道陣の取材に応じました。
この中で田中投手は「来季も戦力としてということばをもらったが、交渉の中で『もう期待はされていないんだな』『居場所はないんじゃないか』という印象を受けた。新しいところで、求められるところでやることが自分にとっていちばんいいと思った。金額で選択しているわけではない。感情的になるのはよくないので時間をかけて考えた」と話し、退団を決意した心境をことばを選びながら語りました。
その一方で、球団に対しては「ドラフト会議でくじを引いていただいて育ててもらった。快く大リーグに送り出してくれた。戻ってきた時も温かいことばをかけてもらい感謝しかない」と話しました。
ファンに対しても、期待に応えられない苦しい4年間だったとしたうえで「ファンにも育ててもらい背中を押してくれた。最後までイーグルスでプレーできたらベストだった」と感謝の気持ちとともに複雑な胸の内を語りました。
移籍先については、「今後どうなるか分からず不安だ。ただ、体は元気で、今のところいい感じで調整している。自分の中ではもっとできると思っている」と話していました。
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