卓球の世界ランキング上位選手のみが集まり、年間王者を決める国際大会で大野市出身の大藤沙月選手がシングルスとダブルスに出場し、世界のトップ選手を相手に活躍しました。快進撃を振り返ります。
福岡県で開かれていた卓球の国際大会「WTTファイナル」で、大野市出身の大藤沙月選手は横井咲桜選手と組んだ女子ダブルスで、日本勢トップの世界ランキング5位の実績をひっ下げて出場しました。
1回戦では、格上の世界ランク2位の韓国ペアを破り勢いに乗ります。準決勝では、前回のこの大会で準優勝の木原美悠・長崎美柚ペアと対戦します。
実力ペア相手に堂々のストレート勝ちを収め、決勝では同じ所属先の先輩ペアに敗れたものの、今大会準優勝となりました。
そして、個人戦。女子シングルスで世界ランキング8位の大藤沙月選手は、21日の1回戦で東京オリンピックメダリスト・伊藤美誠選手にゲームカウント3-1で勝利。20歳の超新星・大藤選手が世代交代をうかがわせる勝利を収めました。
大藤選手は「苦しい試合だったが、自分を信じて振りぬけて良かった。1年前には想像していなかった舞台だが、次も楽しむ気持ちを忘れず頑張りたい」とコメントしました。
その後の準々決勝ではルーマニアの選手に敗れ、ベスト4入りはなりませんでしたが、2024年4月の世界ランキング125位から一気に躍進した大野市出身の大藤沙月選手。ロス五輪に向けて今後の活躍に目が離せません。
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