F1などと並んで世界最高峰のモータースポーツとして知られる世界ラリー選手権は、世界各地を1年かけて転戦してあわせて13戦を戦い、そのポイントで個人とチームのチャンピオンを決めます。
今シーズンの最終戦となる日本大会は、今月21日から24日まで4日間の日程で愛知県と岐阜県で行われました。
最終日の24日は、5つのステージで競技が行われトヨタの勝田選手は、このうち1つを制するなど堅実な走りで見せ場をつくり、前日から1つ順位をあげて4位に入りました。
優勝は、同じトヨタに所属するイギリスのエルフィン・エバンス選手で2位もトヨタでフランスのセバスチャン・オジエ選手が入りこの結果、チーム部門でトヨタが逆転で4年連続となる年間チャンピオンに輝きました。
個人部門の年間チャンピオンはヒョンデに所属するベルギーのティエリー・ヌービル選手でした。
勝田貴元選手「チームのタイトルに貢献できてよかった」
最終戦の日本大会で4位に入り所属のトヨタが年間チャンピオンとなった勝田貴元選手は「過去で一番きついラリーだった。ファンの皆さんの前でいい走りをしたかったし、表彰台や優勝も狙って戦いたかったが、それ以前にここに来るまでに本当に難しい状況で今シーズンを戦ってきた。ただ、最後は、必要な時に、必要なタイムと必要なポイントが取れたので、こんな状況でもサポートしてくれたチームにまず感謝したいし、チームのタイトルに少しでも貢献できてよかった」と話していました。
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