フラッグフットボールは、アメリカンフットボールのルールをもとに5人対5人で争います。
タックルなどの代わりに腰の左右につけた「フラッグ」を取り合うことで安全性を高めた競技で、ロサンゼルスオリンピックで追加競技として行われます。
24日は、東京 北区の「ナショナルトレーニングセンター」で、日本代表や今後の代表入りが期待される男女およそ60人を集めた、初めての合同練習会が開かれました。
選手たちはウォーミングアップのあと、男女に分かれ、男子はボールを使った実戦形式の練習を行いました。
一方、女子はことしの世界選手権で銅メダルを獲得したものの、フィジカル面に課題を残し、2時間半の練習のほとんどが筋力や瞬発力のトレーニングにあてられました。
今回の合同練習は新戦力の発掘も目的の一つで、代表チームを運営する日本アメリカンフットボール協会は、4年後に向けてこうした取り組みを通じ、選手の発掘と強化を続けていくことにしています。
大学のアメリカンフットボール部でトレーナーをしながらこの競技に打ち込む水谷心都選手は「やるなら高みを目指したいと思って挑戦を決めました。練習を積み重ねてチームを引っ張れるようになりたい」と話していました。
岩井歩総監督は「ほかの競技に取り組んでいる選手でも、今から技術を身につければ代表入りの可能性もある。競技への情熱を持って4年後に向けて準備したい」と話していました。
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