大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手は12日(日本時間13日)、本拠ロサンゼルスでのパドレス戦に臨む。先発オーダーに「2番・DH」で名を連ね、試合前にはグラウンドでキャッチボールをする姿を見せた。この日、元通訳で、銀行詐欺容疑で訴追された元通訳の水原一平容疑者がロサンゼルスの連邦裁判所に出廷したが、普段と変わらぬ様子だった。

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 大谷選手は午後3時半ごろ、左手にグラブをはめてグラウンドへ姿を現した。両腕を広げてフォームを確認しながら、10分ほど球を投げ込んだ。笑顔を見せる場面もあった。デーブ・ロバーツ監督は水原容疑者に関する捜査の進展に、「(事態が)少し明確になったことを喜んでいる。翔平は前に進むことができる」と語った。

 米紙ロサンゼルス・タイムズは同日、大谷選手が同紙の取材に対して日本語で、司法省の捜査にとても感謝しています。個人としてはこれで区切りをつけ、野球に集中したいと思います、と語ったと報じた。(ロサンゼルス=高橋健人)

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