グランプリファイナル進出を決めている鍵山優真選手(左)と坂本花織選手

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、全6戦が終了。シリーズ上位6人・組で争うファイナル(12月5~8日、フランス)の進出選手が決まった。

 日本勢は男子が第4戦NHK杯、第5戦フィンランド大会を連勝した鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)が2年連続のファイナル。第6戦中国杯で1位となった佐藤駿選手(エームサービス・明大)は2季ぶりの出場となった。

 女子は世界女王で浅田真央さんの2012年大会、13年大会以来となる2連覇が懸かる坂本花織選手(シスメックス)をはじめ、歴代最多となる5人。7年ぶりとなる樋口新葉選手(ノエビア)、前回大会3位の吉田陽菜選手(木下アカデミー)に加え、千葉百音選手(木下アカデミー)、松生理乃選手(中京大)が初切符をつかんだ。第3戦フランス大会と第6戦を連勝し、海外勢唯一の進出者となったアンバー・グレン選手(米国)との対決に注目が集まる。

 ペアは「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)が第1戦スケートアメリカ優勝、第4戦2位と安定した滑りを見せて2季ぶりのファイナルを決めた。初制覇した22年大会以来、2度目の優勝を目指す。【倉沢仁志】

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