九州場所の序ノ口は、ただ1人6戦全勝の武隈部屋の豪ノ湖が序二段で1敗の霧乃華と対戦しました。
豪ノ湖は立ち合いから低く当たって前に出る相撲で相手を押し込み、「寄り切り」で勝って7勝全勝として優勝しました。
豪ノ湖は、滋賀県近江八幡市出身の20歳。
相撲の強豪の埼玉栄高校に入学し、おととし「高校横綱」に輝きました。
卒業後は、高校の先輩で元大関 豪栄道の武隈親方の武隈部屋に入門しました。
しこ名は豪栄道の「豪」、それに24回の優勝を成し遂げた元横綱 北の湖と出身地の琵琶湖にちなんで「湖」を取って付けられました。
去年初場所で初土俵を踏み幕下まで番付を上げましたが、ことしの初場所中に左ひざの前十字じん帯断裂などのけがを負って番付を下げ、先場所に序ノ口で復帰していました。
豪ノ湖は「優勝できてホッとしている。ひざは万全ではないがこの痛みとともにやっていく。高校の同級生の若碇は十両に上がってすごく上の存在になったが、追いつけるように前に出る相撲を磨いていきたい」と喜びを話しました。
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