バドミントンの国際大会「熊本マスターズ」は、最終日の17日に各種目の決勝戦が行われ、再春館製薬所の山口茜選手が女子シングルスで大会初優勝を飾りました。
山口茜選手は、2023年のこの大会で優勝したインドネシアのトゥンジュン選手との決勝戦に臨みました。
第1ゲームで山口選手は、相手を動かしスペースに落とすなど、緩急をつけた攻撃で主導権を握ります。コントロールに苦しむ相手に対し、山口選手のショットの精度は抜群で、終始相手を圧倒し第1ゲームを奪います。
第2ゲームも粘りの守備から攻撃につなげ、得点を重ねます。熊本のファンの大歓声を受けコートで躍動した山口選手は、圧倒的な強さを見せつけこの大会初優勝を決めました。
山口選手は「優勝できたのは一番うれしい。まずは自分のいいプレーを見てもらえるように、自分から決めにいくというよりは相手のミスを誘うようなプレーがしっかりできた。会場が盛り上がっていたのですごくうれしかった。オリンピックが終わり、次がどうというよりも、成長を求めていのも自分らしさだと思う」と話しました。
熊本マスターズジャパンは、国際バドミントン連盟が公認するバドミントンの国際大会ツアーの一つで、ツアーグレードは上位から3番目のスーパー500に認定されています。
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