第3回となる野球の国際大会「プレミア12」は、世界ランキング上位の12の国と地域が参加して行われています。

井端弘和監督の下、大会連覇を目指す日本は、13日に日本で行われた1次リーグの初戦でオーストラリアに勝ち、会場を台湾に移して行われた15日夜の第2戦で、第1回大会優勝の韓国と対戦しました。

日本は、2回に1点を先制されましたが、そのウラ、連続ヒットで2アウト二塁三塁のチャンスを作り、オリックスの紅林弘太郎選手が追い込まれてからの6球目をはじき返して2点タイムリーヒットを打ち、逆転しました。

しかし先発した中日の高橋宏斗投手が、4回にソロホームランを打たれて同点に追いつかれ、5回には、2人目で登板した西武の隅田知一郎投手が2アウト三塁のピンチでタイムリーツーベースを打たれて勝ち越され、再び追う展開になりました。

それでも5回、2アウト満塁のチャンスでDeNAの日本一に貢献した牧秀悟選手がアウトコースの変化球をセンター前にうまく運ぶ2点タイムリーで逆転し、7回には阪神の森下翔太選手がツーランホームランを打ってリードを3点に広げました。

森下翔太選手がツーラン

日本はこのリードを守りきって6対3で勝って1次リーグ2連勝としました。

1次リーグは6チームによる総当たり戦で日本は
▽16日に開幕2連勝の地元・台湾と対戦し
▽17日はキューバ
▽18日にドミニカ共和国と戦って、
上位2チームに入れば2次リーグに進出することができます。

《グループA 結果》ベネズエラ・アメリカが2次リーグ進出

メキシコ、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコの6チームで争うグループAは、ベネズエラが4勝1敗で1位アメリカが3勝2敗で2位に入り、ともに21日から東京ドームで行われる2次リーグ進出を決めました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。