サッカー日本代表でもプレー経験がある大分トリニータの梅崎司選手が15日、引退会見を開きました。20年に及ぶ現役生活を振り返るとともに、今後への決意も語りました。

◆梅崎司選手
「大分で育って、大分に戻ってくることができて、自分は本当に幸せ者だなと感じることができた」

リーグ最終戦後の11月11日に今シーズン限りでの現役引退を発表した大分トリニータの梅崎司選手37歳。

◆高校時代の梅崎選手(2004年)
「子供のころから大きな夢だったプロサッカー選手になれて、すごく嬉しく思う」

長崎県出身の梅崎選手は高校時代、大分トリニータのユースで技術を磨き、2005年トップチームに昇格しました。

日本代表にも選出されたほか、J1の浦和や湘南でもプレー。その後、再びトリニータに復帰した際にはユース出身では初となるキャプテンも務めるなど数々の歴史を刻んできました。

15日の会見では同じ年にプロキャリアをスタートさせた親友・西川周作選手からのサプライズメッセージに涙するシーンも。

◆梅崎選手
「間違いなくこの20年間、どんな苦しいことも乗り越えてきたという自負があるので、その自信と誇りを持って次のステージに挑んでいきたい」

梅崎選手は12月22日、クラブ創設30周年を記念したメモリアルマッチに出場し、現役生活を締めくくるということです。

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