11月17日に行われる昴旗少年剣道錬成大会を前に、注目チームを紹介する「取るぞ一本!」。
最終回の今回は部員同士の仲の良さが特徴的な、鹿児島市の原良剣道スポーツ少年団です。
練習の時以外はみんなでとてもにぎやかに。
部員同士の中の良さが印象的な原良剣道スポーツ少年団。
原良小など周辺の小中学校の生徒・児童16人が集まります。
きょうだいで通う子も多く、学年の隔てもない和気あいあいな雰囲気です。
そんなチームが心がけていることは基本ともいえるまっすぐな面打ち。
体全体を使って面を打ち切ることに努めています。
山元監督が子供たちに伝えるのはチャレンジャー精神。
負けてもいいから自分の技を思い切って出すよう指導しています。
今回、小学生高学年Aチームに出場するのはこちらの3人。
先鋒は山元詠嗣選手。
面打ちが抜群で勝負強さが増してきました。
昴旗に向けて調子も良いようです。
原良剣道スポーツ少年団・先鋒 山元詠嗣選手
「声を出して格好いいところを家族に見てほしい」
中堅は緒方漣音選手です。
監督曰く、最近の上達ぶりが目を見張る選手。
多彩な連続技が魅力です。
原良剣道スポーツ少年団・中堅 緒方漣音選手
「一試合一本を必ず取って優勝したいです」
そして大将を務めるのが榎園愛音選手。
夏の県女子総合選手権大会で個人戦優勝。
チームのポイントゲッターです。
原良剣道スポーツ少年団・大将 榎園愛音選手
「大事なところで一本取れるように頑張る。チームを優勝につなげたい」
原良剣道のモットーは手ぬぐいにも刻まれた「一所懸命」。
武士から生まれた命を懸けるこの言葉。
懸命に剣道に取り組む姿勢で昴旗に臨みます。
「原良剣道スポーツ少年団、取るぞ一本!」
昴旗少年剣道錬成大会は17日、鹿児島県姶良市のビーラインスポーツパーク姶良体育館で行われます。
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