神奈川県高野連は14日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」推薦校について、横浜清陵(横浜市南区、全校生徒854人)に決定したと発表した。12月上旬をめどに、各都道府県の推薦校から全国9地区ごとに1校を選出。来年1月24日の選考委員会で出場校2校が決まる。
横浜清陵野球部は1974年に創部。最近3年間の春、夏、秋の県大会でそれぞれ1回ずつ準々決勝に進出。今年の秋季県大会では東海大相模に惜敗したが、公立高校で唯一の8強入りを果たした。
野球部は他の部とグラウンドを共有して使用。利用時間も限られるなど活動にさまざまな制約がある中、練習方法に工夫を凝らし、成果を残したことが評価され、推薦された。
21世紀枠は大会の成績(秋季県大会16強以上)に加え、地域への貢献度やハンディキャップの克服、学業との両立などを考慮して選ばれる。21世紀枠で出場すれば県勢初となる。【矢野大輝】
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