プロ16年目、33歳の西野投手は2009年に育成ドラフト5位でロッテに入団して、これまでに先発や抑えとしてチームを支え、今シーズンは20試合に先発して自己最多に並ぶ9勝をあげ、国内に限ったFAの権利を取得していました。
球団は12日、西野投手がFA権を行使せずに残留すると発表し、西野投手は千葉市の球団事務所で交渉した結果、推定で3年総額4億5000万円プラス出来高払いで契約を更改しました。
西野投手は記者会見し「最初で最後のタイミングだと思ったのでギリギリまで考え、正直、行使するか悩んだ。それでもどれだけ必要とされているかを何回も交渉を重ねた中で言ってもらえた。育成指名からはい上がってきた姿や、この先後輩に見せる姿も含めて評価してもらえた」と残留の理由について話しました。
ロッテは佐々木朗希投手の大リーグ挑戦を容認し、先発陣が手薄になる中で経験豊富な西野投手の残留は大きなプラスとなりそうです。
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