春の高校バレー、全国大会の切符をかけた熊本県代表決定戦が行われ、10日男女の決勝戦のカードが決まりました。
女子の第1シード信愛は準決勝。
キャプテンの迫海悠やサウスポー松崎愛徠の強打などで終始相手をリード。
スパイク、ブロックに加え速いコンビバレーで相手に的を絞らせませんでした。多彩な攻撃を見せた信愛が八代白百合をストレートで下し決勝進出を決めました。
準決勝もう1試合は、3年ぶりの決勝を目指す第2シードの熊本商業と3年連続の決勝を目指す鎮西。
第1セットは鎮西の2年生エース、五瀬美汐を中心に攻撃がかみ合い中盤で9連続得点を奪うなどし鎮西がモノにします。
後がなくなった熊商は第2セット、小川涼子のサービスエースで同点に追いつくと今度はキャプテン田畑藍愛。
大事な場面でサーブが決まりこのセットを奪い返します。
最終セットは勢いに乗る熊商がキャプテン田畑や園木実悠のスパイクで鎮西を突き放しセットカウント2対1。
逆転で鎮西を下し3年ぶりの決勝の舞台に進出しました。
一方の男子は、この大会3年連続で全国ベスト4以上の鎮西が順当勝ち。
チームとしては9回目の日本一に向けてまずは全国大会出場を狙います。
決勝で対するのは古豪復活を期す熊本工業。
18歳以下日本代表のキャプテンも務めたエース前田 蒼和を擁し16年ぶりの全国大会出場を狙います。
【鎮西・栗原陽 ゲーム主将】
「熊工にも素晴らしいエースがいたりとかちゃんと熊工もしてくるので、油断したりとか自分たちで勝手に崩れたりすると一気に持っていかれると思うので、しっかり最初からやっていこうと思います。日本一を目指しているので、まずは県予選しっかり勝って全国につなげたいと思います」
【熊工・前田蒼和 主将】
「今年からキャプテンになってプレーでも声かけでもやらなきゃいけないことが責任の一つとして増えたと思うので、決勝でもしっかり周りをカバーしながら自分がプレーで引っ張れたらなと思います。3年間、決勝行って、1年生の時から負け続けている相手ではあるので、最後のチャンスなのでしっかり勝ちたいと思います」
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