第49回社会人野球日本選手権大会は最終日の9日、京セラドーム大阪で決勝があり、トヨタ自動車がHondaに3―0で勝ち、第47回大会(2022年)以来、2大会ぶり7回目の優勝を果たした。優勝回数は住友金属に並び歴代最多タイ。トヨタ自動車・藤原航平監督の試合後の主なコメントは次の通り。
決勝弾の新主将は「素直にすごい」
増居(翔太)の投球は大会を通じて文句の付けようがないぐらい素晴らしかった。(最多タイの7回目優勝は)諸先輩方が築き上げてくれた伝統なので大変誇りに思う。
<新主将の逢沢崚介選手が一回に3ラン>
都市対抗が終わってからこのチームを引っ張ってくれたのは逢沢。打線の方も4番として打つ球を決めて振り抜くことをずっとやってくれていた。それをこの大事な決勝の1打席目でやってくれて素直にすごい。
<増居投手は計3試合に先発し1失点>
都市対抗や日本選手権で勝ち上がる上で、投手力は必ず必要。嘉陽(宗一郎)ではない柱がほしいところで、増居がずっと頑張ってきたので初戦から行った。期待を上回るぐらいの活躍をしてくれた。
<若手選手の活躍も光った大会だった>
若手が出ることはチームの勢いや今後につながることだと思ったので、積極起用を考えていた。それに応えてくれた若手もすごいが、中堅、ベテランが大事なところで活躍するから若手も活躍できる。若手の思い切りと中堅、ベテランの引っ張る姿勢が(勝ち上がる上で)大きかった。
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