第49回社会人野球日本選手権大会は最終日の9日、京セラドーム大阪で決勝があり、最高殊勲選手賞(MVP)は優勝したトヨタ自動車の増居翔太投手(24)が初受賞した。敢闘賞は準優勝したHondaの東野龍二投手(29)。
滋賀・彦根東高、慶大を経て入社2年目の増居投手は150キロに迫る直球に加え、スプリットも効果的な左腕。1回戦、準々決勝、決勝の3試合に先発し、準々決勝の西部ガス戦は4安打で完封した。
東野投手は大阪・履正社高、駒大から入社した7年目左腕。140キロ前後の直球と多彩な変化球を制球良く投げ、先発で2試合に登板し、計15回を投げて自責点1と抜群の安定感で試合を作った。【下河辺果歩】
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