【Honda-トヨタ自動車】一回裏に本塁打で3点を許し、汗を拭いながらベンチに戻るHondaの先発・片山=京セラドーム大阪で2024年11月9日、西村剛撮影

 第49回社会人野球日本選手権は大会最終日の9日、京セラドーム大阪でトヨタ自動車―Hondaの決勝があり、Hondaの先発・片山皓心(ひろみ)投手は2回3失点で降板した。大一番で悔いの残るマウンドとなった。

 一回、トヨタ自動車の1番・八木健太郎選手にいきなり左前打を浴びるなど1死一、二塁のピンチを招き、4番・逢沢崚介選手に投じた2球目の直球を右翼席に運ばれた。

 二回は安打と2四球で2死満塁のピンチを作るも無失点で切り抜けたが、三回からは福島由登投手が継投した。

 片山投手は桐蔭横浜大から2021年に入社し今季が4年目。1年目からチームのエースとして全国大会でマウンドに立った。だがその後は2度にわたる手術で公式戦のマウンドから遠ざかった。今年4月に実戦復帰。3年ぶりとなる日本選手権では2回戦のJR西日本戦で6回無失点の好投を見せた。【牧野大輔】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。