フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、東京・国立代々木競技場で女子フリーに向けた公式練習があり、前日のショートプログラム(SP)で1~3位を独占した日本勢らが汗を流した。
SPで今季世界最高となる78・93点をマークした坂本花織選手(シスメックス)は曲をかけた練習でミスが出たが、練習終了間際まで連続ジャンプなどの確認に努めた。
自己新となる71・69点でSP2位の千葉百音選手(木下アカデミー)は転倒する場面があったものの、伸びやかなスケーティングを見せた。同じくSPで大幅に自己ベストを更新し69・78点で3位の青木祐奈選手(MFアカデミー)は武器の3回転ルッツ―3回転ループを入念に確認した。
女子は第2戦スケートカナダの坂本選手、松生理乃選手(中京大)、吉田陽菜選手(木下アカデミー)に続く表彰台独占へ期待が懸かる。【倉沢仁志】
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