カープから塹江投手の企画です。
節目のプロ10年目でフォームを大幅に変更した塹江投手。
その裏側に迫ります。
プロ10年目、塹江敦哉(ほりえ あつや)。
昨シーズンは1軍出場わずか8試合に終わったものの、今シーズンはここまで10試合連続無失点を記録中。その裏には節目の10年目を前に、本人が下した大きな決断がありました。
Q:改めてなぜフォームを変えられたのでしょうか?
「秋のキャンプの前にマツダに呼んでもらってチームの人と面談みたいな形で呼んでもらって、そのときに黒田さんと監督のほうから腕を下げる提案をされて、自分としても何か変えないといけないなと思っていたので、そのタイミングで腕を下げることに挑戦してみるというか、そういう形で入りました」
「うまくいっているときに変えるのはなかなか勇気いるかもしれないですけど、自分としても去年も登板数は減っていたし。監督から言われたのは今年10年目というので節目の年で、これをいいきっかけにしてというか、そういう風にとらえてやってみたらどうかと言われたときに、自分の中でもこれきっかけで活躍しましたと言えるようにしようと思って」
今までの野球人生でフォームを転向した経験はゼロ。
サイドスローにする中で感覚の違いもあったようで。
「最初、秋に下げようとなって自分ではここらへんから投げているつもりでも、映像見たらここら辺だったりするんですよ」
Q:そんだけ感覚違うもんなんですね
「そうですね。春のキャンプに入っても、まだここから投げていると思ってもここだったりとか、逆にキャンプの途中になったら、ここから投げているつもりでも意外とここらへんだったりとか。いろんなところから出ているなと思いながら投げていました」
Q:腕を下げることによって球速が落ちたらどうしようみたいな不安は?
「ありましたね。それも言われました。面談のときに数字的な球速は気にしなくていいというのは言われていて、バッターの反応とかを大事にしてやってみてほしいというのは言われていて。自分としてはもちろん150キロを超えるというのが売りだと思っていたので、こだわっていた部分でもあったし、でも150キロ投げても別に打たれているしなとも思っていたんですよ。だから本質がそこだけにあるわけじゃないということはわかっていたので、腕を下げることで改めて球速というのを度外視して、バッターの反応を見てみようというのは自分の中でその比重が上がったというのはあります」
そんな試行錯誤を繰り返し、生まれた新フォーム。
春のキャンプからアピールを重ね、2年ぶりの開幕1軍を掴み取りました。
「チャンスをたくさんもらえたのが1番大きくて、去年とかはオープン戦も登板がなくて1軍のバッターの反応とかも見れずにシーズンに入って、なかなか結果が出なかったというのもあったので、今年は早い段階で2軍キャンプからだったんですけど1軍に呼んでもらって、オープン戦もたくさん投げさせてもらったので、こういう反応なんだなというのも早く分かったし、いい感じのステップで今のところ来ているかなという感じはありますね」
ここまで10試合連続無失点、最速も154キロとフォームの転向が良い方向へ。
その好調の要因が他にもあるのではないかと佐竹さんは考えているようで。
Q:腸活です!
「それですね」
実は塹江投手、お姉さんが働く野村乳業のマイ・フローラという腸活ドリンクを愛飲中。
オフには腸活に関するトークショーも開催していました。
Q:お姉さまに直接話を
「聞きましたよ、急に電話が来たと」
Q:ばれてるやん!夏の時期に気持ち悪くて食べれないときが?
「ナイターが終わって食べるとなると11時とか12時とかで、次の日デイゲームだと生活リズムもグルグル変わるので、食べてもなんか消化していないみたいなときもあるし」
Q:マイ・フローラを飲みだしてから生活リズムもいいと?
「いい感じに来ていると」
Q:キャンプでも全員の部屋に配って、いろんな選手の自宅に定期配送していると
「なんか身内をあれして申し訳ないですけど、広島の企業さんなので」
Q:そこにお姉さんが?
「はい、双子の姉が」
Q:双子のね?
「5つ上なんですけど、顔が双子くらい似ている」
Q:そういうことね。ちょっとお会いしたいな
腸活にも励み、食生活にも気を使っているという塹江投手。
しかしある選手からお菓子事情のタレコミが!?
Q:ある方からお話いただいていまして
「甘いもので出てくるってことは、島内でしょ」
Q:あるとき塹江投手がお菓子をもって歩いていて、その横に島内さんもいたので、トレーナーさんが通った瞬間、おい島内これお前の分だ、預かっとったで、自分のものなのに島内投手に罪を擦り付けたと
「それでポップにしているだけで、実際島内も食べているから。島内が被害者っぽい感じになってますけど食べれるわけじゃないですか、自分のもポケットにも入っていますからね」
ここまでチーム2位の登板数を誇り、中継ぎに欠かせない存在感を発揮。
新フォームとともに生まれ変わった塹江投手の今シーズンに期待がかかります。
「ここから長いので、とにかく準備をして自分のできることを続けることが今の結果につながっているので、それを続けていこうという風に思っています」
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