アルバニアで行われているレスリングの世界選手権は、大会2日目の29日、男子グレコローマン82キロ級の3位決定戦が行われ、高松北高校3年の吉田選手がジョージアの選手と対戦しました。
吉田選手は、ヨーロッパ選手権3位の強豪を相手に、序盤から積極的に前に出て最初のポイントを奪いましたが、その後は大量リードを許し、2対10で敗れました。
18歳の吉田選手は、ことしの全日本選抜選手権で優勝し、20歳以下の世界選手権でも銅メダルを獲得した期待の若手で、初めての世界選手権は、オリンピック種目ではない階級で5位と健闘しました。
日本レスリング協会によりますと、日本の男子高校生が世界選手権に出場するのは史上3人目で、吉田選手の5位は、過去最高の順位だということです。
吉田選手は試合のあと、NHKのインタビューに応じ「優勝を目指していたので悔しいが、自分の前に出る圧力がシニアの世界でも通用することが分かり、大きな収穫になった。これから1年間頑張って、来年は優勝したい」と話していました。
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